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#80:崩壊

#80 (2)






川原に激しく腰を打ち付けられ、もう一つの蕾をこじ開けられた私の体は、慣れない異物を飲み込んでしまった途端、拒否反応を起こした。


体の一部が破壊されていくような衝撃を覚え、身悶えた私は川原の力強い腕で動きを制止される。


深く呼吸をしようとしても、更に追加された薬の副作用からか、動悸が激しくなり私の身体に取り込まれる酸素の量が一気に減少した。


激しい耳鳴りに私は頭を抱え込みながらも、自分の意識を必死で確認する…


浅く短い呼吸を繋ぎながら、襲ってくる不安や違和感を払うように私の手が空を切った。




「まひるっ!…イク…ぞ」




背中越しに川原の言葉が聞こえた後、私は狂ったように声を張り上げ、一瞬、意識を失った。


ベッドに突っ伏した私のもう一つの蕾の中に、川原の熱い液が放たれ、挿し込まれた蕾の僅かな隙間から白濁とした液が逆流してくる。


意識を失った私の全身から力が抜けたことを確認した川原は、私の体を休めることはせず、もう一つの蕾への快楽を更に求めようと、自分の精で満たされた中を再び掻き回し始めたのだった。




「まひる…まひる…」




川原の甘くすがるような声が、耳元に何度も投げかけられ、私はようやく目を覚ました。


もう、体の一部が壊れるような衝撃も、痛みも、激しい動悸も感じることはなかった。


私の体に覆い被さって腰を動かす川原の動きに合わせるように、自然と体がリズムを刻んだ。


川原のモノが出し入れされる隙間から入り込む空気で、お腹が張るような違和感までもが、快楽の一つになってしまっていた。




「ねぇ…もっと…ちょうだい」




私に唇から滴る涎と共に、今まで放ったこともないような甘い声が川原の耳に届いた。


私の両腕が川原の腰を捉え、催促するようにグイっとお尻へと密着された。


その仕草に興奮した川原の欲望は、留まることを知らず加速していく…




「ねぇ…もっと、ちょうだい。…もっと…いっぱい…」




「まひる…気持ちいいよ。…もう、イッていいだろ?」




絶頂をすぐにでも味わいたい川原は、腰を激しく動かして私への同意を求めた。


しかし、私の耳に川原の言葉は聞こえてこなかった…


聞こえてこないと言うよりも、頭で理解することが出来なかった。


私の頭の中がどんな風になってしまったのか…それすら分からない。




「もっと…もっと…欲しいの。気持ちいいのを…ちょうだいよ、ねぇ…」




「まひる…?」




自分の快楽に耽っていた川原は、ようやく私の変貌に気付いた。


しかし、もう、時既に遅しだった…






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