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#76:堕落(その18)

#76






川原に羽交い絞めにされ、鏡に映し出された自分の恥ずかしい姿に、私の頬は見る間に紅潮した。


薬を飲まされ、川原の指で弄られ濡れ切った局部を真面に見ることが出来ず、私は俯き目を硬く閉じたのだった…




「まひる、ちゃんと見ろよ…自分の体がどうなってるのか」




私の耳元で川原の意地悪な声が響いて、私は目を瞑ったまま、頑なに首を振り続ける。




「今更、恥ずかしがることじゃないだろ…アイツに薬飲まされて、濡らして…お前も悦んだんだろ!」




川原は私の拒む態度が気に入らなかったのか、少し語気を荒げて、羽交い絞めにした私の体に力を込めた。


そうして、鏡の前で開かされた私の濡れた局部を荒々しくまさぐり出し、私の唇から悦びの声を引き出そうとした。




「川原さん、もう…やめて。こんなこと…間違ってる」




「間違ってる…?そうかもな。社長の姪の沙織に言い寄られて、お前を捨てた俺は…間違ってたのかもな」




私の言葉に、さっきとは打って変わって声を和らげ、私の体をまさぐる手を止めた川原を鏡越しに思わず見つめる。




「…川原さん?」




「沙織に勧められて飲みだしたこの薬で、普通のセックスじゃ物足りなくなって…気が付いたら沙織なしじゃいられない自分がいた。…結婚が決まった後、沙織がサトシと関係を持ってたことが分かって…俺は後悔したよ。まひるを捨てたこと…」




鏡に映る川原は、そのことを思い出しているのか、悔しそうに顔を歪めた。


川原の悔しそうな顔を見つめながら、会社で勝ち誇ったように結婚の報告をした沙織の顔を憎々しく思い出す。


川原の打ちひしがれた姿を見ていると、思わず情が動き出しそうになる自分がいた。


「後悔している」という川原の言葉に、捨てられて傷ついた私の心が少しだけ報われそうになるのを感じた時だった…


再び、何かを思い出したように、川原の表情が険しさを増した。


鏡越しに目が合った川原は、憎々しげに私を見つめている。


情が動き出した私には、川原の思い出したことが何だったのか予測することも出来ず、蛇に睨まれた蛙のように怯えた表情を鏡に映してしまった。


その瞬間、止まっていた川原の指が動き出し、私の体を弄び始める。




「お前も、アイツにこの薬でおかしくさせられたんだろ?こんなにヨダレが出るくらい、気持ちよくさせられたんだろ?」




「…違っ…!薬なんか…使ってない…」




私が思わず口にした言葉は、川原の怒りを更に増大させた。






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