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#45:秘密(その6)

#45






留衣子がサトシに耳打ちする言葉が、ベッドに横たわりながらうっすらと目を開けて覗き見する私の耳にも届いた。


サトシは留衣子の口の中で精を吐き出し、少しグッタリした様子を見せている。


しかし、精を吐き出したばかりサトシのモノは、そうとは思えないほどすぐに回復し、留衣子を喜ばせた。




「さぁ、サトシ…私達の秘密の部屋に行きましょ」




留衣子はサトシのそそり立ったモノを指で弄びながら、甘い声でそう言った。


しかし、留衣子の手の中で悦んでいるモノとは打って変わって、サトシは何だか浮かない顔をしている。




「こんなに悦んでるのに…サトシのここはなかなか盛り上がらないわね」




留衣子はそう言うと、サトシの胸に手を充てた。




「ま、いいわ。体は正直だから…そのうち心から感じるようになるわよ」




留衣子はふふっと鼻で笑うと、サトシの腕に自分の腕を絡めた。


白くて長い腕は、まるでサトシ自身を縛り付ける鎖のように見える。


サトシの自由を奪う鎖のように私の目には映っていた。


留衣子の絡みついた腕はサトシの体を引っ張って、隣の部屋へと向かった。


留衣子に半ば引きずられるように、部屋へと消えていくサトシの後ろ姿を、薄目を開けてベッドの中から見送った。


ガチャリ…


閉められたドアに鍵が掛かる…


ゆっくりとベッドから起き上がった私は、閉ざされた扉をじっと見つめた。


あの部屋の中で、これから起きようとすることを頭の中で想像する。


サトシを心配しながらも、想像してしまう出来事に私の下半身が疼き始める。


サトシの恍惚とした横顔…


嬉々とした表情で、サトシのモノを咥え込む留衣子の唇が思い出されて、疼きとともに熱が加わった。


この扉の向こうで、ベッドから覗き見た淫靡な世界が繰り広げられているのだろうか…


そんなことを考えながら、私はいつの間にかベッドから下り、サトシと留衣子が消えていった扉の前にしゃがみ込んでいた。


いけないと思いつつも、扉にそっと耳を当てる。


部屋の中から微かに留衣子の喘ぎ声が聴こえてくる。


留衣子の艶やかな声が私の耳に残り、私の体をブルっと震わせた。


私は無意識のうちに、疼く下半身にそっと自分の手をあてがっていたのだった。






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