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#39:サトシ(その22)

#39






荒々しさのないサトシの行為は、私の心に微かな愛しさを植えつけた。


こうして体を重ねるのは2度目だと言うのに、不思議なくらいサトシの肌は私の肌になじんでいた。


優しい口づけを交わした後、サトシが私の目を覗き込んでふっと微笑んだ。


まだ、出逢ってそう時間の掛からない私に、本当のサトシの姿など殆んど皆無だったが、その微笑みはサトシの本当の姿の一部を垣間見せた気がした。




「まひる…」




私の目を見つめながらサトシが私の名前を呼ぶ。


返事をしようとした時、私の右手がサトシの手に掴まれ、サトシの下半身へと導かれた。




「…えっ?…あの…」




私の指先には、さっきイったばかりとは思えないサトシの硬くいきり立ったモノが触れ、思わず私は頬を紅く染めた。




「また…こんなになってる。自分でも…驚きだけど」




「…桜木部長とは…その…恋人…なんでしょ?」




サトシにどう答えていいのか分からず、私は話を逸らすように留衣子の名前を出した。


留衣子に飼われていると言ったサトシの言葉は、そういう事なんだろうとも思っていたからだった。




「恋人…?そんな風に見えた?」




「…ええ。あのラウンジでは、とてもお似合いに見えたけど…」




私の言葉にふっと鼻で笑ったサトシは、掴んだ私の右手を離すと、ベッドの上にゴロンと仰向けになった。




「俺さ…留衣子を女性として見れないんだ。…だから、自分の意思で勃つことなんかないんだよ」




サトシの言っている言葉の意味が、私には上手く飲み込めなかった。


戸惑う顔でサトシを見つめていると、サトシは「意味、分かんないよな」と哀しい表情を浮かべて呟いた。




「自分の意思じゃないところで勃たされることはあっても、俺から求めてる訳じゃないってこと」




サトシはそう言ってベッドから体を起こすと、私の胸に掛けられた白いシーツを剥ぎ取り顔を埋めてきた。


貪りつくように私の胸に舌を這わせ、硬くなった乳首に吸い付いたりしてくる。


再び、鎮まりかけた熱を呼び起こされた私が声を漏らそうとすると、サトシが埋めた胸から顔を上げ私をじっと見つめた。




「こんな風に留衣子を求めたりしないってこと…」




サトシの囁きが私の耳に響いて、私の中の熱がその言葉で一気に目覚めた。


閉じていた太腿を自ら開き、そそり立つサトシのモノを掴むと、まだ乾ききっていない蜜壷の入口へとあてがった。




「…欲しいの。…もっと、いっぱい欲しい…」




自分からこんな風に求めることが、未だかつてあっただろうか。


私の言葉でサトシは蜜壷の奥に腰を深く沈め、歓喜の声を漏らした。


私達は伝わり合う快楽に身を委ね、時間の流れを忘れた。


押し寄せてくる欲求を満たすように、何度も何度も壊れそうなくらいに体を重ね合った。






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