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#12:恐怖から生まれる快楽(その4)

#12






男の放つ卑猥な言葉でさえも、私には刺激となった…


頭の中ではそうじゃないと否定し続けても、私の体は男の言葉や行為に反応してしまう。


脳から伝わる神経すべてに、媚薬が振り撒かれているのではないかと思うくらい、男の一挙一動に敏感になった。




「…やめて、そんな風に…言わないで」




吐息が漏れる唇から、ようやく振り絞って出した言葉は、男の嘲笑うかのような表情にはまったく意味をなさなかった。


不意に男の体が私から離れ、拘束されていた重みから解放される。


冷静さを取り戻そうとする私の頭と火をつけられた私の体は、余りにもちぐはぐで、私はベッドの上から起き上がることすら出来ずにいた。




バランスを失った私がぼんやりとしている間に、いつの間にか男は投げ出された足元へと移動していた。


男がベッドに上がった重みで体が揺れたことで、私はハッと我に返った。


サイドテーブルに置かれたペットボトルの水を飲んだのだろうか…


男の口元は濡れ、部屋のくすんだ明かりがキラキラと反射している。




「…あんたの下のヨダレ、綺麗にしてやるよ」




男は舌舐めずりすると、放り出された私の両足を掴み、力ずくで足を開かせた。


軽く腰を持ち上げられると両足は宙に浮き、私は力を込めることが出来なくなった。


あっと言う間に男の顔は私の秘部に埋められ、赤く腫れ上がった蕾を吸い上げられる。




「あっ…ダメ…」




下半身に走る痺れるような刺激に、私は無意識に男の髪の毛を掴んだ。


一瞬、男は私を見たが、その行為が止まることはなかった。


充血した蕾は、男の舌で激しく舐め回され吸い上げられて、更に感度を増していく。


私の唇から漏れる声も、完全に喘ぎ声に変わっていた。


蕾に刺激を与え続けられ、充血し切った蕾はジンジンと痺れてきて、やがて感覚を失った。


次第に男の舌はヒダを舐め上げると、愛液が滴る蜜壷へと伸びてきた。


下半身が痺れ、もう抵抗する気力も失くなった私は、掴んでいた男の髪の毛から手を離し、男の頬を両手で挟んで見つめた。




「…もう…」




私の掠れた声に男の動きが止まる。


「イかせて」そう言葉にしようとしたが、男の鋭い視線を受けて思わず言葉を飲み込んだ。


しかし、私が言葉にしようとしたことが分かっていたのか、男は呆れたように鼻で笑った。




「これくらいでへばってんの?…まだ…イカせないよ」




男の含み笑いに経験したことのない世界へ、連れて行かれる恐怖が私を襲ってきたのだった。






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